離婚すると戸籍はどうなるのか?
離婚をすると、結婚前の戸籍に戻るのか、単独で新しい戸籍を作るのかを選択する必要があります。
子供を自分の戸籍に入れるには新しい戸籍を作らなければならないことを覚えておきましょう。
例えば、協議離婚して、離婚届が受理されると、夫が戸籍筆頭者の場合は戸籍の欄には
「令和〇年〇月〇日妻〇〇と協議離婚」と書かれます。
妻の場合、結婚前の戸籍に戻る場合は、「令和〇年〇月〇日夫〇〇と協議離婚届出
〇〇戸籍に入籍につき除籍」
新戸籍を作る場合は、「令和〇年〇月〇日夫〇〇と協議離婚届出 同日大阪府〇〇市〇〇2丁目29番29号に新戸籍編製につき除籍」と、記載されます。
妻の名前はバツ印で消されます(今は電子化されていますから除籍と書かれます)。 これが「バツイチ」の由来です。
昔に明石家さんまさんが離婚会見で顔に✕を書いていましたが、記者の方には全くのスルーされたことを
思い出しますが。。
婚姻前の戸籍に戻ることなく、新たな戸籍を作る場合、本籍地を決めます。
本籍地を移動させれば(転籍)、離婚の事実が記載されていない戸籍を作ることができますので、
簡単には過去の離婚歴を見抜くことはできません。
離婚後には新戸籍を本籍地として再出発する女性も多いようです。
ただし、離婚歴は戸籍を辿っていけば隠しきれません。
離婚歴自体が戸籍から消えているわけではありません
「除籍謄本」には離婚歴が必ず記載されていますので、相続が発生した場合には戸籍を辿って相続人を確定されるため、
過去の離婚歴は知られてしまいます。